6/24 埼玉武蔵ヒートベアーズ 3-6 茨城アストロプラネッツ(所沢航空公園野球場)
この日はチームマスコットMB(エンビー)9才の誕生日。ホームでの試合開催で是非ともバースデー勝利を贈りたいベアーズだったが、3-6と破れた。
ここまで好調の由規が先発。初回2回の由規は申し分ない立ち上がりだったが、3回にエラーで出塁を許すと、瀧上、石垣の連打とウレーニャの犠牲フライで2点を失った。
追う展開となったベアーズは、茨城の先発高林を打ち崩せない。4回裏、先頭の阪口竜暉がレフトへ放った打球はポールを直撃。チーム初安打が第6号のホームランとなった。
点差を1点としたベアーズだったが、高林に対して安打は阪口のホームランのみ。2番手浅野に対しても快音が出ない。阪口のヒット、片山博視のヒットでランナーは出すものの、返すことが出来なかった。
8回のマウンドには太田大和が上った。しかし先頭のウレーニャにホームランを許し、1-5と点差が広がってしまう。
9回には日髙太勢が登板するが、四球、ヒット、四球で無死満塁のピンチを作り、降板。高卒ルーキー左腕の加納辰也に後を託した。加納は犠牲フライの1失点に抑え、役割を果たす。
このまま終わりたくない9回裏、ベアーズ打線は代わったアンダースローの伊藤を攻める。先頭の町田隼乙がフェンス直撃の二塁打を放つと、続く片山がタイムリー二塁打で1点。上田大輝の犠牲フライもあって3-6とした。二死から伊藤康人が三塁打を放って尚もチャンスを作ったが、反撃はここまでだった。
茨城に対しては2勝2敗の五分で迎えたこの日の対戦。先発の高林に5回僅か1安打に抑えられたが、終盤の反撃を無駄にしたくない。死球禍による欠場から伊藤が復帰し、打線にも厚みが戻った。栃木の敗戦により首位とのゲーム差はそのまま。投打が噛み合えば流れに乗れる。