埼玉武蔵ヒートベアーズでは、本日(4月6日 土)13時からレジデンシャルスタジアム大宮で開幕戦が行われました。
地元少年野球チームにも数多く観戦にお越しいただき、1480人の来場を記録しました。試合開始前では、さいたま市 清水市長があいさつに来場し、始球式まで務めました。清水市長からは、「皆さんでベアーズを応援しましょう!」と力強いコメントが印象的でした。
試合は、序盤からHRが飛び出す展開となりました。
初回は由規投手が無難な立ち上がりを見せると、その裏の攻撃では2番古賀選手 の今シーズン初打席初ホームランが飛び出しました。
古賀選手は、昨年まで四国アイランドリーグでプレーをしていたことから、ルートインBCリーグでの初打席初ホームランとなりました。
「BCリーグで初打席ということもありましたが、自分は今シーズンがプロ(NPB)に行く最後のチャンスとなる覚悟を持ってオフシーズンから練習をしてきました。そういった意味では、今までにない緊張感のある打席だったので、とても緊張しました。思い切った結果が良い方向に行ってくれてよかったです。」
快調なスタート切ったベアーズでしたが、中盤は茨城アストロプラネッツの猛攻を浴びると、4回に逆転を許すこととなりました。
しかし、6回には町田捕手の今シーズン第一号のソロホームランが飛び出すなど、すぐさま同点に追いつき、7回には今村投手、8回には辻投手が危なげなく救援を果たしました。
そして、8回裏に上田選手、根井選手が四球を選びチャンスを広げ、有田選手の意表をついたセーフティバントで相手のエラーを誘い、一挙4点を獲得しました。
9回には、西崎監督が期待を寄せる新人である野里投手が1人のランナーを許しましが、無失点で締めくくり、7―3で快勝となりました。
試合後の西崎監督は、「いいスタートを切る事は出来ました。選手たちが開幕にむけてしっかり調整してくれたことが大きな勝因だったと思います。開幕戦では特に多くのファンの皆様に来ていただけるので、一人でも多くの選手を出場させたかった思いもありましたから、そういう意味では、やりたい事が出来た上で試合にも勝てたことは意味のある試合でした。なにより、大小に関わらずミスが少ない試合だったことは大きいですね。」と語っていました。
連覇を目指すベアーズにとって、これ以上のないスタート切れた開幕戦となりました。
今シーズンもベアーズの「挑旋風」に期待をしましょう!