埼玉武蔵ヒートベアーズでは、5月21日~5月23日において、おふろcaféハレニワスタジアム熊谷で読売ジャイアンツ三軍と3連戦を行いました。
BCリーグでは、読売ジャイアンツとの試合を公式戦として試合を展開をしています。
第1戦目は、
大宅選手が先発としてマウンドに上がりました。
大宅選手は、今期より栃木ゴールデンブレーブスから移籍した即戦力の投手です。
初回の立ち上がりを無失点で切り抜けると、その後は切れの良いストレートとスライダー・チェンジアップがさえわたります。
前半の5回5奪三振無失点と完璧な投球を披露します。
6回には、自身に直撃するピッチャー強襲ヒットを許し1失点を許しますが、降板することなく気迫のピッチングをし、9回を投げ切り115球の熱投を見せ12奪三振1失点と素晴らしいパフォーマンスを見せつけました。
一方、埼玉武蔵ヒートベアーズの攻撃は、読売ジャイアンツ三軍の投手陣を打ち崩せず、8回裏まで得点を奪えませんでした。
しかし、大宅選手の好投にこたえるためにと、9回裏に意地の1点をもぎ取り1-1の引き分けとなりました。
第2戦目は、
埼玉武蔵ヒートベアーズと読売ジャイアンツ三軍との総力戦となりました。
埼玉武蔵ヒートベアーズは、長坂選手が先発をし、以降は太田選手、倉橋選手、辻選手、野里選手と繋ぎます。
終わってみれば、3回表に長坂選手の3ランホームランを許したのみでした。
攻撃では、2回裏に町田選手の内野安打を皮切りに打線が繋がり、根井選手、有田選手のタイムリーヒットで2得点をします。
その後、逆転を許しますが7回裏に、鳥居選手が2ベースを放つと、根井選手が犠牲フライを放ち3-3と同点に追いつきます。
前夜に続き熱戦となった試合は、3-3の引き分けとなりました。
互いに譲らない攻防は、3夜連続の引き分けとなりました。
3戦目は、
2夜連続の引き分けとなった熱戦に勝負をつける大きな1戦となりました。
しかし、2夜連続の熱戦を演じた埼玉武蔵ヒートベアーズは、疲労から精彩を欠くプレーが目立ってしまいました。
終わってみれば、0-17と大敗…。
3連戦目は総力の差が顕著に現れました。
選手たちが目指すNPBでは、圧倒的な体力が求められる中、課題が大いに出た試合となりました。
埼玉武蔵ヒートベアーズは、5月24日も茨城アストロプラネッツとの戦いがあります。
一つ一つの課題を乗り越え成長が期待される1戦をお楽しみください。