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埼玉武蔵ヒートベアーズは、2024年5月29日(水) おふろcaféハレニワスタジアム熊谷にて、信濃グランセローズとの試合が開催されました。
信濃グランセローズは、現在首位を走る強豪チームです。
今シーズンの埼玉武蔵ヒートベアーズは信濃グランセローズに1勝もあげることが出来ていないことから、その強さが伝わってきます。

試合は、連敗をストップするために由規コーチ兼選手が先発のマウンドにあがりました。
先頭バッターを三振に取り上々の立ち上がりを見せますが、見方エラーと四球もあり、いきなりピンチを迎えます。
2死1塁3塁から強打者である5番和辻選手から三振をとり、連敗脱出とチームの上昇に向けて初回から気持ちのこもった投球を披露しました。

しかし、2回表から試合が動きます。
信濃グランセローズの強力打線に連打を浴びると9番田島選手に押し出しの死球。その後もタイムリーヒットと内野ゴロの間に失点を許し、3点を先制されてしまいます。2回以降は、3回4回と連続して1失点づつを許してしまいます。
5回には、加納選手がリリーフしますが、スクイズで1点をさらに失ってしまいます。
まさに、首位を走るチームの強さを感じる圧巻の攻撃でした。

一方、埼玉武蔵ヒートベアーズの攻撃は、2回に有田選手のタイムリー3ベースや4回に4番に座り続ける町田選手のライト前タイムリーヒットなどで2点を得点し反撃をすると、5回裏には古賀選手の開幕戦以来となる2号ホームランが飛び出し、5回を終えて3-7とします。

ここから逆転を狙いたい埼玉武蔵ヒートベアーズですが、後半に入っても信濃グランセローズの猛攻を抑えることが出来ず2点を追加されてしまいます。
終わってみれば、4-9での完敗となり、チームの勢いが顕著に表れた結果となりました。

試合は負けてしまいましたが、チームとして大きな収穫にだったのは、今シーズン初のベンチ入りを果たした人見選手や桐島選手が初登板をしたことでした。失点を許す場面もありましたが、初登板にも関わらず堂々とした投球を披露しました。

長いシーズンでは、いかにはやく立て直すかが大きな命運を握っています。
ここからの埼玉武蔵ヒートベアーズの巻き返しに期待したところです。